インド(アグラ)
インド滞在7日目にして、ついにタージマハル(Taj Mahal)。昨日の夜アグラ到着が遅かったのですが、気合で朝5時起き、日の出タージマハル狙いでいきます。早朝のアグラの街は静かで涼しい。

平日の朝6時前ですが、タージ・イースト・ゲートは大渋滞。流石人気観光スポット。

タージマハルへ行く方は手ぶら(カバンなど無し)推奨です。セキュリティーが厳しい上、セキュリティーチェック後のバッグの受け取りが大混雑で、紛失も発生してそう。パスポートなど貴重品を入れてたので、不安になりました。が、無事確保。

大渋滞を抜け出し、いよいよ潜入。入った瞬間から雰囲気がガラリと変わります。通路や庭園など全てが綺麗に整理されており、雑然としたインドで、これはギャップが凄い。

出てきました。タージマハル。鳥肌が立つほど美しい。旅行好きなので色々な観光地で様々な建築物を見てきましたが、たぶん1番。

インド・アグラにあるタージ・マハルは、世界でもっとも有名な「愛の建築物」。17世紀にムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、最愛の妻ムムターズ・マハルのために建てたお墓です。(なんとコレが個人のお墓なんです!)

色々な角度、時間で写真を撮っていきます。残念ながら朝の霧とモヤで太陽の光が弱めですが、ギリ色の変化も楽しめました。

いよいよタージマハルの中心部、霊廟(レイビョウ)を見学。ここは撮影禁止でカメラも使えないけど、その静けさと空気感は外とはまったく別世界。

中に入るとまず目に入るのは、白大理石だけで造られた円形ドームと繊細な装飾。石で作られたとは思えないほどの細かい象嵌(ぞうがん)細工や花模様の彫刻がびっしりと壁に施されていて、光が差し込むとほんのり輝いて見えます。
中央には、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンと、彼が深く愛した妻ムムターズ・マハルの記念墓(セノタフ)。静かに祈る人の姿も多く、空気は厳かな雰囲気に満ちています。

朝早かったのでタージマハル見学後は一度ホテルに戻り休憩。午後はタージマハルのすぐ近くにある世界遺産「アグラ城(Agra Fort)」へ。

名前は“城”だけど、ただの城じゃなくてインドの歴史を動かしたムガル帝国の巨大要塞。15世紀に建てられて、後にあのシャー・ジャハーン(タージマハルを建てた王様)もここに住んでいたと言われている。

一番ドラマチックなのは、城の中からタージマハルが見える場所があること。実はシャー・ジャハーンは晩年、息子に幽閉されてこの城で過ごし、窓から遠くのタージマハルを見ながら最期を迎えたという切ないストーリーも。

城の中は広くて、宮殿・イスラム建築のアーチ・白い大理石の部屋・王の謁見広場など見どころがたくさん。赤い砂岩で造られているので「レッドフォート」とも呼ばれている。(実際、めっちゃ赤い。)

インドアグラを訪れる時は、タージマハルとセットでアグラ城塞の訪問がお薦めです。少し距離あるので徒歩はシンドイですが、トゥクトゥクで15分ほど。

夕食はホテル近所のGoogleマップ☆4.8。Taj Cafe Restaurant A/C ROOF TOP。
呼び込みのおっちゃんお薦めのタンドリーチキン。ハーフで注文しましたが、結構ボリューミー。

キュウリ&オニオンのサラダ。みずみずしく美味い。

ベジタブルフライドライス。ノースパイシーで頼んだので美味しくいただけました。

さて、明日はいよいよインドの首都ニューデリーへ移動していきます。
