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インドネシア

インドネシア(イジェン山のブルーファイア)

kurt

世界で2か所しかないというブルーファイア(青い炎)を見にイジェン山の登山してきました。

太陽が昇ると消えるという不思議な炎のため、深夜時間にいく必要があり0時ホテル前でピックアップしてもらい出発です。ちなみに、私が参加したツアーは英語限定でRp500,000(約4,500円)でした。

持ちものリスト

・パスポート

・暖かい衣服

・カメラ

・軽食

・飲料水

・医師の診断書

このリストの中で医師の診断書というのが、何を持っていけば良いのか分からず、ツアー会社に日本で受診した健康診断の結果を写真で持っていくが、それで良いか確認の問い合わせをしても返事なく。結果ですが、自身での事前準備は不要でした。

まず、ピックアップ後、ツアー会社のオフィスへ行きメディカルチェックを受けます。本当に簡易なモノで、身長は自己申告、体重は測定、血圧測定&医師の軽い問診で終了です。インドネシアで最も危険な登山と言われるだけあり、たぶんメディカルチェックが義務付けられてるのだと思います。

メディカルチェックの後、ツアー会社のオフィスから出発。途中はかなり急な傾斜で我々が乗車していたオンボロのハイエースはパワー不足で途中スタック。後続の車を先に行かせ、1度バックし、勢いをつけて駆け上るようなシーンもありました。。。そんなこんな、山道を約1.5hほど走り、登山口に到着です。

登山口にはお店も多くあり、登山者で溢れてました。人の多さにビックリ。ここで、ドライバーから登山ガイドにチェンジ。登山の注意点や必要な装備の配布があります。これがレンタルのガスマスクとヘッドライトです。

ガスマスクとヘッドライトに追加して、ゴーグルの貸し出しもあり、何故かゴーグルはツアー料金とは別で現金徴収でした。Rp25,000(約250円)。持参の人もいるから選択制なのかな。武器、装備も整ったので、いよいよ冒険スタートです。仲間は、フランス人5人家族、USA人など多様で10人編成です。

武器、防具、仲間を整え、インドネシアで最も危険な登山へ挑む。頂上には伝説のドラゴンが財宝を。。。。ではなく、ブルーファイア目指して出発。

スタートは傾斜もゆるく、真っ暗ですが余裕です。チームメンバーやガイドと軽く会話しつつ、ゆっくり登っていきます。

暗くてブレブレですが、絶え間ない行列で歩く登山者たちの様子です。明るく映ってるのが登山者たちで、何百人いるんだろ。至る所で人が溢れてます。

かなり険しく、岩ゴツゴツ地帯も多く、大変です。正直、子供やお年寄りは、かなり厳しいレベルだと思います。ちょくちょく年配の方を見かけますが心配。といいつつ、狭い道に多くの人がギュウギュウで歩いており、私も余裕はないです。

何度もチームメンバーとはぐれそうになり、怖い。このような山中で、似たような登山ツアーの人だらけ、はぐれない様にツアーガイドがチーム名(ナシゴレンなど)を大声で叫んでますが、その声も多すぎて余計に分かりづらい。ちなみに、私たちのチームはフランス人家族のお子さんの名前を借りて”ガブリエル”でした。はぐれた場合を想像すると恐怖です。

1.5時間ほど歩いて、何やら煙もくもく&人々がカメラを構えるポイントが見えてきました。匂いも強くなってきた。人垣でよく見えませんが、遠くに青い炎?っぽいモノが見えてきた。

ギュウギュウの人混みなので、全然、前に進みません。仕方ないので遠くから背伸びして、写真を撮ってみます。この時点でチームメンバーは、ほぼバラバラ(笑)。無事に合流できるのか、心配になりつつも、目当てのブルーファイア!大興奮です。マジ青?蒼?藍?ついに、ワンピースを見つけた気分です。

押し合い、へし合い徐々にブルーファイアに近づいていきます。おそらく、ここが最も近づけた撮影ポイント。匂い&煙が強烈!よし、じっくり見学&写真撮影だと思ってたら、フランス人家族の小学生くらいのお子さんガブリエル君が泣き出してしまいました。

大人でもキツイ匂い&煙です。これは仕方ない。言葉はよく分かりませんでしたが、別のチームのツアーガイドも子供を連れて、さっさと下がれ的なことを叫び出し、周りが騒然としてきた為、名残惜しいですが我がチームは撤退です。

たしかに神秘的で美しい。が、有毒ガスが酷く、長時間の滞在は困難です。

少し離れて再度撮影。時間が経過し、夜が明けてくると火口湖の色が変化していきます。煙は相変わらずですが、この煙を背景に写真撮影タイム。チームメンバーや個人でもガイドさんが、たくさん写真を撮ってくれました。

時間の経過で変化する火口湖、色々な顔を見せてくれます。

帰り道は、時間に追われておらず、人密度も高くなく、ノンビリです。日が明けて明るくなると、山も違う姿を見せてくれます。

この写真は特にお気に入りの1枚です。飛行機で雲から上の映像は良く見てますが、これは圧巻。山、雲、緑の3拍子が揃ってます。

行きも帰りもたくさんの手押し車サービスが溢れてました。疲れた人やお年寄りが利用してるっぽいですが、タクシー、ランボルギーニ、フェラーリこの3単語が、呼び込みの定番のようで、うるさい(笑)。大声で連呼してます。さらに、狭い道かつ登山客が密集してる場所などでは、この手押し車は、超邪魔。

あと、気になったのはタバコです。ツアーガイドや売店の人、手押し車のドライバーなど現地人のタバコが凄い。いたるところで吸っており、吸い殻が転がってます。山林なので山火事とか大丈夫かなと心配になるレベル。せっかくの観光資源、すばらしい場所なので大切にして欲しいなと思いました。

イジェン山のブルーファイア。一生の思い出になる神秘的な光景でした。インドネシアへの旅行を考えている人は是非、検討してみて下さい。ただし、体力は必要です。

この後、朝10時ごろホテルに送ってもらい、チェックアウトの11時までにシャワーや出発の準備して、Ketapang Stationへ移動、次の目的地スラバヤを目指します。ここで初の電車移動を選択。約6時間の旅です。その前に腹ごしらえ。

これもナシゴレンの仲間らしい。チキンのから揚げ+ライスです。

ChatGPTの提案旅程では13:10発の19頃スラバヤ着の予定だったのですが、実際にチケット購入するため会話してみると、その時間の列車は無く、15:45発、21:45着が最短とのことで、仕方なくこの便を購入。列車の移動などはChatGPTよりGoogleマップの方が正確なことが多い。これを教訓にChatGPTを信頼し過ぎず、ダブルチェックしていくことを誓います。ブルーファイア登山で寝てないので、一刻も早くホテルに着きたい。。。

6時間の電車移動は、ほぼ寝てましたが無事に予定通り21:45スラバヤに到着。街歩きは明日にして本日は即ホテル移動で休息をとります。

個人旅行の良い国ランキングの記事がありました。2位のアルバニア、3位のコスタリカが旅程に入ってません。どちらも、あまり馴染みが無い国ですが何が良いのか、調べてみて旅程に追加検討したいと思います。

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毎日が夏休み
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世界一周チャレンジャー
43歳でFIRE。世界一周にチャレンジ中。世界一周旅行中心にFIRE後の生活をブログで配信。

就職氷河期世代でフリーター・ニートを経て約18年間勤めた会社を2024年に退職し、ニートに逆戻り。 FIRE後は、石川県へ移住し、災害ボランティアに従事しつつ、バックパックでの世界一周にチャレンジ中。
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