トルコ(イスタンブール)
イスタンブール2日目。昨日は到着が深夜だったので、今日から観光を始めていきます。それにしても寒い。バックパック内でずっと眠っていたスペリオダウン ジャケット(mont-bell)が輝く時期、地域が来ました。
早朝のイスタンブールの街。街並みはヨーロッパですよね。

まずは、スルタン・メフメト2世の廟(Sultan II Selim Türbesi)。1453年、コンスタンティノープルを征服しビザンツ帝国を滅ぼした人物。そのため、征服王(Fatih Sultan Mehmed)と呼ばれたそうです。中二病をくすぐるネーミングですね(笑)。

沢山のカラフルな覆いがかかった三角形は、すべてオスマン王族の墓。派手派手なお墓です。お墓っぽさが無くてポップな感じがします。

併設の博物館Fatih Islamic – Ottoman Museum。オスマン時代の衣装、宮廷で使われた金属器、銅製のポット・皿などが展示されてます。


そしてイスタンブールの代表的なイスラム寺院で、人気観光スポットNo.1のブルーモスク(Sultanahmet Camii)。ミナレット(尖塔)が6本あるのが特徴で、これは珍しい。

近づくと圧巻。現在ブルーモスクは、長期修復中(ドーム外壁、ミナレット、内部のタイル補修など)なので足場だらけは仕方ない。

内部の壁面に貼られた青いイズニックタイルが美しく、そこから「ブルーモスク」と呼ばれています。この旅で多くのモスクを見てきましたが、ピンクモスクなどカラー呼びモスクが多いですね。

お次は、世界の宗教建築の中でも、最も象徴的で歴史的な存在のアヤソフィア(Hagia Sophia Grand Mosque)。

チケット売り場で既に大渋滞しています。このアヤソフィアは、なんと1,500年以上の歴史を持つ巨大建築です。

537年ビザンツ帝国時代、ユスティニアヌス1世によって大聖堂として建設。元々はキリスト教の大聖堂。

1453年モスクへ転用され、1935年博物館へなり、2020年再びモスクへなったそうです。

内部は キリスト教(ビザンツ)とイスラムが混在する世界唯一の場所で、こうした歴史的モザイクは超貴重!

イスラエルのエルサレムでも見た路面電車がイスタンブールでも走ってました。列車も同じっぽい。こんど利用してみよう。

最後は、地下宮殿(Basilica Cistern)。私の好きな小説家ダン・ブラウンの「インフェルノ」でも登場する場所です。

地下貯水庫。336本の大理石の柱が並び、「地下の大聖堂」とも呼ばれる空間です。

そして、地下宮殿(Basilica Cistern)名物 “メデューサの頭(Medusa Head)”。柱の土台として使われているメデューサの石像 で、しかも 逆さに置かれているのが特徴。魔よけの意味らしい。

ちょっと休憩Coffee No.4。Googleマップ☆4.9。イスタンブールは☆の高いカフェがたくさんあって選び放題。これまでの旅ではカフェ選び苦労してた時が多かったので嬉しい。このお店オリジナルのNo.4コーヒー。少し甘いんですが、美味いコーヒーでした。

ディナーも良いお店が多く選び放題。トルコ料理店Las Tapas fish and kebap Restaurant。Googleマップ☆4.9。
トルコの国民的ビールのエフェスビール(EFES)。軽くて飲みやすく、ケバブ・ピラフとよく合います。

トルコ名物の「テスティ・ケバブ(Testi Kebabı)」(壺焼きケバブ)。壺の上部に火をつけてパフォーマンス演出してくれます。急にナイフ・フォークを叩き始めてスタートしたので少しびっくりしました。最後に火を飛ばす、観光客向けのパフォーマンスらしい。

土器(テスティ)の中に 牛肉 or ラム + 野菜(玉ねぎ・ピーマン・トマト)を入れて密閉し、長時間煮込む料理。ビックリするほど美味しい。

バルーンブレッド(Lavas/Ekmek Lavaş)。巨大に膨らんだ焼きたてパン。
テスティケバブ、メゼ、オリーブ、チーズなどと一緒に食べるのが最高。これまでの国同様に、このパンにケバブを巻いて食べましたが、後で調べてみると、別々に食べるのがトルコ標準だったみたいです。巻いて食べても美味しかったけど、次は別々で食べてみよう。

トルコ式ピラフ + フライドポテト。バター感強めのピラフで日本式ピラフは全く違う感じで美味い。

食後にサービスでバクラヴァ(ピスタチオの名物デザート)とチャイ(紅茶)。がっつりトルコ料理をいただきました。

あまりトルコ料理は経験が無かったのですが、さすが世界三大料理(フレンチ・中華・トルコ)に入ると言われるだけあって大満足です。まだトルコに入って1日ですが、お気に入りの国になりました。
