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FIRE後の日常

災害ボランティアについて

kurt

ボランティアに興味ある方も多いと思いますので、能登災害ボランティアに参加した体験談を記事にしてみたいと思います。私が参加していたボランティアは以下です。市の社会福祉協議会が運営しており、しっかりした活動が出来ます。

ホーム – 令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報特設サイト

仕事を辞めて住む場所に制約が無くなり、余暇時間も出来、以前から興味があったボランティア活動に参加してみたく、石川県への移住を決めた形です。

この災害ボランティアは現地集合型金沢から現地へのボランティアバス(通称ボラバス)を選ぶことが出来ます。ボラバスは、珠洲市、能登町、輪島市の3か所になり、その他の穴水町、志賀町、七尾市などは現地集合のみになります。私は車を所有してないのでボラバスで行ける珠洲市、能登町、輪島市のボランティアを順番に回ってました。ちなみに、金沢駅から現地までバスの移動時間は片道約3時間です。(朝7時頃に集合して10時頃に現地着)

2024年内は、毎日募集でボランティアを毎日集ってましたが、2025年になって週末型(金・土・日)のみ募集になっています。夏休みや連休、週末は学生さんなど全国から多くの方が来られるので、私は基本的に平日をメインに週3~5日ペースで参加してました。夏休みなどは募集が出て数分で予約が埋まるほどの予約争奪戦でした。よく考えると凄い事ですよね。無償のボランティアに自腹で交通費や宿泊、食事代を負担して、全国から人が集まってくる。参加するだけでも嬉しい気持ちになれます。

私が一緒した中で遠方からの方には、沖縄、北海道の方もいらっしゃいました。私のように無職もいれば、大学生が学校を休んで参加してたり、特に、多いのは定年された年配の方たちです。力仕事が多いボランティア活動ですが女性の方も多く参加されてます。

活動内容は、案件ごとにはなりますが、能登豪雨以前は、震災で被害を受けた住宅の家財などの搬出作業が多く、学校や珍しいのではお寺での作業もありました。9月の能登豪雨以降は、水害対応がメインです。主に土砂の撤去作業です。住宅の床下、学校の体育館、飲食店の床、道路や側溝など様々です。

どの作業も体力が必要で、夏場は暑く、冬場は寒く、雪降る中の作業もあります。が、凄い充実感を感じました。これまで、ビジネスとして仕事に生きてきた私にとってボランティアは新鮮で、全国から集まった同じ志を持った仲間とチームで作業し、人から感謝もされる。これほどの充実感は、ビジネスでは感じたことはありませんでした。

何より良かったのは様々な人と繋がれたことです。これまでは、同じ会社の同僚メインの付き合いでしたが、ボランティアは全国から様々な人が集まります。今まで全くかかわる事も無かった、ある県の市議会議員さんや写真家の方、看護婦さんなど今でもFacebookやLINEグループで繋がっています。

これまで、ニュースなどで関心を持ち、心を寄せるだけでしたが、初めて現地に赴き、被災者の方と会い、現状を目で見て、微力ながらも復興の手伝いが出来たのは非常に良い経験になりました。

FIRE後にしたかった事、①ボランティア、②世界一周、③47都道府県移住生活の①、③が同時進行できました。今後②の準備を進めつつ、会社員では難しかった新たなチャレンジを他にもしていこうと思います。

ABOUT ME
毎日が夏休み
毎日が夏休み
43歳でFIRE。FIRE後の日常生活を、資産運用、世界一周旅行準備状況を中心にブログで執筆。

就職氷河期世代でフリーター・ニートを経て約18年間勤めた会社を2024年に退職し、ニートに逆戻り。 FIRE後は、石川県へ移住し、災害ボランティアに従事しつつ、バックパックでの世界一周旅行を準備・計画中。
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